Industrial Organic Chemistry Area, Division of Applied Chemistry,
Graduate School of Engineering,
Osaka university
Project
受託研究 他
Contract research
事業名:日本学術振興会二国間交流事業 タイとの共同研究(NRCT)
研究領域:
研究課題:キトサンモレキュラーブロックによる高効率かつ高選択性がん細胞膜破壊治療法の創製
研究代表者:松崎典弥
期間:R5(2023)~R7(2025)
URL:https://www.jsps.go.jp/j-bilat/
研究領域:
研究課題:キトサンモレキュラーブロックによる高効率かつ高選択性がん細胞膜破壊治療法の創製
研究代表者:松崎典弥
期間:R5(2023)~R7(2025)
URL:https://www.jsps.go.jp/j-bilat/
ナノ粒子を用いた腫瘍のターゲッティングは、その効率の低さが課題となっている。日本側代表者の松崎は、これまで、腫瘍の弱酸性条件に応答して細胞膜破壊活性を示すモレキュラーブロックを報告してきた。本手法は高いがん細胞死滅効果を示すが、選択性が低いという課題があった。そこで、本研究では、日本側のモレキュラーブロックに関する知見と、タイ側の水中でのキトサンの機能化法に関する知見を組み合わせることで、高い膜破壊活性とがん細胞選択性を有するモレキュラーブロックの創製を目的とした。キトサンを用いることで、腫瘍弱酸性環境でカチオン性を示すことでがん細胞膜選択性の向上が期待される。
